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会計事務所・税理士事務所ってどんなところ?転職・就職を考えている方へ!

どうもyoakeです。

今回の記事は、会計事務所・税理士事務所とは、どんなところなのかを紹介していこうと思います。

私は、専門学校を卒業してから現在の会社(会計事務所)に就職して6年目になります。

現在の会社以外に在籍したことは無いので実体験で比較することが出来ないのですが、同じ業界の友人の話も参考にしてきます。

あまり難しい話はせずに、会社の雰囲気や日常の話をメインにしていこうと思います。

難しい業務内容等の話は、他の会計事務所・税理士事務所のHPなどを見て頂ければと思いますので、この記事では実際に勤めている私の感じたことを書いていきます。

会計事務所・税理士事務所って普段何をしているの?

会計事務所・税理士事務所を全く知らない人もいると思うので、簡単に説明していきます。

  • 記帳代行
  • 各税金の申告業務
  • 税務相談
  • 税務調査立会

ざっくり書くと、こんな感じです。

普段の業務①

普段の業務は、記帳代行が主な仕事になってきます。

今は手書きの伝票を使用している所は少ないと思うので記帳代行は、主に会計ソフトを利用して会社の取引情報(仕訳)を入力していきます。

入力する前に、その取引情報があっているのかを確認します。

・現金出納帳と領収書の金額があっているか?

・売上高と請求書があっているか?

関与先様の会社に月1回は、お邪魔して一つ一つ確認して会社の収支の状況などを代表者様に説明する。

この業務が私の会社では、月の半分以上を占めていると思います。

これは、他の会計事務所でも基本的には変わらないと思います。

普段の業務②

先程述べた記帳代行や関与先様の会社にお邪魔する以外に何をしているのかと言うと、法人の決算を組んで申告書を作成したりしています。

法人の決算時期は、各法人ごとに決まっているので、それぞれ提出時期が異なります。3月決算法人であれば決算を迎えた2か月後の5月に申告書を所轄の税務署に提出することになります。

 

会社の雰囲気は?

会計事務所・税理士事務所と聞くと堅いイメージがありますが、私の会社の雰囲気はアットホームな感じです。

これは、トップに立つ税理士の方によって会社の雰囲気や方針が変わってくるので、あくまで一例です。

ちなみに入社してすぐは、補助や仕事を覚えるため先輩や上司の方と一緒に関与先様のところにお邪魔していました。

自身で担当を持つようになると業務のスケジュールを自分で立ててこなしていきます。(会社に訪問する日程など)

普段は、自分の担当している業務が期日内に終わっていれば大丈夫な感じです。

正社員で入社する場合は、担当を持つようになると思います。会計事務所・税理士事務所は事務職と営業職を合わせたような職業です。意外と色々な方と接する機会も多い印象です。

 

忙しい時期は?残業は多いの?

忙しい時期は、各会計事務所・税理士事務所によって違うかもしれませんが、一般的に忙しいといわれる時期は以下の通りです。

  • 1月(法定調書の作成・住民税申告業務)
  • 2月中旬~3月15日(個人の確定申告業務)
  • 5月(3月決算法人の申告業務)
  • 12月(年末調整)

自分が担当している件数・担当している法人の決算月にもよると思いますが、この時期は基本的に忙しくなると思います。

私の会社もこの時期は、特に忙しいです!年間を通しての残業は、決して少ないとは言えない業界だと思われます。

特に3月の個人の確定申告の時期は、帰宅するので0時をまわる事が多いです。友人のところも、この時期は同じ様な状況みたいです。法人と違い個人は、提出期限が3月15日までと決まっているため、どうしても2月~3月に集中してしまうため仕方ないのかもしれません。この時期は、特に覚悟した方が良いです。

給料は高い?安い?

非常に責任のある仕事ですし、仕事内容上時間もかかります。

その割には、高い水準の給与とは言えないと思います。

調べてみると、私の年齢の平均年収は330万円~400万円みたいです。現状の給与ですと、この平均年収に届くかどうか…。

これは自分の努力が足りないのかもしれません。頑張ります!

 

この仕事に就いて良かったと思う事

やはり、自分の担当している関与先様の業績が良くなったり大きくなっていくのは、素直に嬉しいです!

逆に業績が落ち込んだり、問題が起きた時は私も落ち込みます。

また私が担当している関与先様の代表者の方々は、皆様良い人ばかりで優しい方が多いです。なので、少しでも力になれれば…と思ってます。

専門知識が必要な職業になりますが、やりがいのある職業だと思います。

 

就職活動する時の注意点

いつも求人情報が出ている所は注意が必要かもしれません。

特に小さな会計事務所・税理士事務所は毎年人を募集するというより、人が足りなくなったら募集する事が多いと思います。※クライアントが増えて会社自体を大きくしようとしている可能性もあります。

いつも求人情報が出ている所は離職率が高く、職員が定着しにくい理由がある可能性が高いです。

 

まとめ

普段生活していても、会計事務所・税理士事務所と関係がある人は少ないと思います。そのため、いまいちイメージが湧かないと思います。

私も就職する前は、不安も多く業界について色々調べました。業務内容の記載はあるのですが、日常や会社の雰囲気の情報はあまり無かったと思います。そのため、今回の記事を書きました。

この業界に就職・転職等を考えている方の参考になれば幸いです。

それでは。