実家の方でデロンギのオイルヒーター【型番:RHJ35M0812-DG】が購入されており、せっかくなので実際に使用してみた感想とレビューをしていきます。
私自身、オイルヒーターの購入を検討していたため、実際に体感できるのは嬉しい誤算でした。
Contents
オイルヒーターとは?
私自身、初めてオイルヒーターを使用してみたのでオイルヒーターの仕組みから簡単に紹介していきます。
オイルヒーターは、密閉されたオイルを電気によって暖めてオイルヒーターのパネル全体にオイルが回ります。暖まったオイルがパネルから放熱されることによってお部屋全体をムラなく暖めてくれる暖房器具です。
オイル交換や補充等も必要なく、便利な暖房器具です。
オイルヒーターのメリット
オイルヒーターは、エアコンや石油ストーブと違い温風を出したり水分を奪うことが、ほとんど無いため乾燥しにくく、肌や喉に優しく乾燥しにくい特徴があります。また風等が出るわけではないため、ホコリなどを巻き上げたりせず空気を汚さず、換気する回数を最小限に抑えることが出来ます。
オイルの加熱中にパチパチと音がすることがありますが、基本的には静音で音が気になる寝室用の暖房器具としても最適です。
部屋全体を輻射熱で優しく暖めてくれます。じんわりと陽だまりのような暖かさで心地よいです。
オイルヒーターのパネルは表面温度は70℃前後で火傷がしにくく、安心して使用することが出来ます。※デロンギオイルヒーターの場合です。商品によってパネル温度が高いものもあるため注意が必要です
お子様がいらっしゃる家庭であれば「オイルヒーターガード」などが外付可能な商品もあります。
メンテナンスは、オイルヒーターのパネルなどを拭くだけで済むので手間がかかりません。
オイルヒーターのメリット
- 乾燥しにくい
- 空気を汚さない
- 駆動音がなく静か
- 陽だまりのような暖かさで心地よい
- 火傷をする可能性が石油ストーブなどに比べると低い
- メンテナンスが簡単
オイルヒーターのデメリット
オイルヒーターのメリットだけでなくデメリットも紹介していきます。
まず、他の暖房器具と違い部屋を暖めるのに時間がかかります。人の出入りが多いところでは冷たい外気が入ってきてしまうと中々暖房効果が発揮されない可能性があります。
オイルヒーターは、オイルや鉄板など小型な機種でも10㎏を超えてしまいます。移動の際は、キャスターが付いているため問題ありませんが階段など持ち上げて運ぶ際には注意が必要となります。
また、オイルヒーターは消費電力が高く長い時間稼働させるため、電気代がかかります。どのぐらい電気代がかかるか気になるという方は、こちらで試算することが可能です。
オイルヒーターのデメリット
- 部屋を暖めるのに時間がかかる
- 人の出入りが多いところでは、暖房効果が中々発揮されない
- 比較的大きく重たい
- 電気代がかかる
デロンギオイルヒーター【型番:RHJ35M0812-DG】スペック・機能
今回、実家の方で使用してみたのはデロンギのオイルヒーター【型番:RHJ35M0812-DG】になります。
基本的なスペックは以下の通りです。
サイズ(mm) | 長さ430×幅260×高さ650 |
本体重量(kg) | 12.5 |
消費電力(w) | 1200 |
電力切替(w) | 強1200/中700/弱500 |
使用に適している部屋の広さ | 8~10畳 |
コードの長さ(m) | 2.3 |
電圧/周波数 | AC100V/50/60Hz |

見た目は、シンプルでボタン等も少なく、初めてオイルヒーターを使用する人でも分かりやすい印象です。
本体重量は、12.5㎏と少々重たいものの下にキャスターが付いているため、段差等が無ければ移動もスムーズに行うことが出来ます。
「新L字型フラットフィン」を採用しており、平均表面温度が約70℃前後と火傷しにくい表面温度になってます。
左上の赤く光っているのが電源です。ここをポチっと押せば電源が入ります。
上記の写真で「24℃」と表示されている部分で温度設定をすることが出来ます。設定は、温度が表示されている部分を回すだけで好きな温度に設定することが出来ます。
下に表示されているのが、タイマーです。お休み前に運転開始時間を設定しておけば、朝起きた時でもお部屋を暖めてくれます。
デロンギのオイルヒーター【型番:RHJ35M0812-DG】は、「ECO運転モード」が搭載されており最適な電力レベルを自動で調整してくれます。設定した温度よりわずかに控えめに運転し、暖めすぎず電力のムダを省いてくれます。
・その他機能
エコ運転ボタンを約5秒ほど長押しすることによりチャイルドロックをかけることが出来ます。チャイルドロック機能で、お子様がいらっしゃる家庭でも安心して使用することが出来ます。
デロンギオイルヒーターを実際に使用してみた感想
まず、実家の部屋の環境は以下の通りです。
- 木造住宅で築年数は20年以上
- 部屋は2階で陽当りは、そこそこ良い
- その日の外気温は、夜-5℃、昼8℃ぐらい
- 部屋の広さは、6畳程
この環境でデロンギのオイルヒーター【型番:RHJ35M0812-DG】設定温度は「24℃」で「ECOモード」で運転で一晩過ごしてみました。
デロンギオイルヒーターは、石油ストーブと違い暖まるのに時間がかかるため、最初は寒かったのですが、20分~30分もするとポカポカと部屋全体が暖かくなっていました。
オイルヒーターのメリットでも紹介していますが、全然乾燥しません。普段過ごしているアパートではエアコンで部屋を暖めていますが、やはり乾燥が気になります。加湿器を使わないと喉をやられる事が多いです。
オイルヒーターの場合は、加湿器も使用していませんが乾燥は気にならず、駆動音も静かで寝ていても全く気になりませんでした。
オイルヒーターを上手に活用する方法
オイルヒーターを上手に活用することにより、効率的に暖房効果を得ることが出来ます。
オイルヒーターを設置する場所は、窓際又は壁際の屋外の冷気に影響されやすい場所に設置します。熱の逃げやすい場所に設置することにより、冷気の侵入を防ぎ効率的に部屋を暖めることが出来ます。
この他に、厚手で少し長めのカーテンをひいたり、ホームセンターなどに売っている窓に貼る断熱シートなどを活用することにより、暖房効果を高めることが出来ます。
まとめ
初めてオイルヒーターを使用してみましたが、エアコンや石油ストーブと違った心地良い暖かさが、かなり良かったです。
オイルヒーターの近くなら乾燥も気にせず、気持ち良く眠れそうです。肌の弱い、お子様がいらっしゃる家庭でも活躍できそうですね。
また、オイルヒーターを脱衣所に設置することにより近年、テレビなどでも取り上げれているヒートショック対策としても効果的です。デロンギであれば、お部屋の広さ・用途や目的の機能を持ったオイルヒーターを選択することが出来ます。