現在発売されている5,000円以下のスマートバンドでおすすめできる二つの商品を比較していきたいと思います。
どちらも5,000円以下でありながら、スマートバンドに必要な機能は抑えています。
比較していくのは「Huawei Band 4」とXiaomiから発売された「Miスマートバンド4」です。
大手メーカーが製造しており、なおかつコスパが良いスマートバンドを購入しよう考えている方は、まずこの二つに行き着くのではのでしょうか?
それでは、早速レビューしていきます。
デザイン・ディスプレイの比較
左が「Huawei Band 4」右が「Miスマートバンド4」です。
ディスプレイの大きさはほとんど変りませんが、「Huawei Band 4」は少し角ばっているのに対して、「Miスマートバンド4」は丸みおびたデザインとなっています。
二機種のスマートバンド本体の厚みは、こんな感じです。
「Huawei Band 4」の方が若干ですが、薄型になっているように感じます。付けてみた感じでは、差はほとんど感じません。
バンドは、「Huawei Band 4」はシリコンバンドでサラサラとした質感になっており、留め具は腕時計のようになっています。逆に「Miスマートバンド4」は少し滑りにくい質感のバンドとなっていて、カチッとボタンを差し込むタイプの留め具となっています。
ディスプレイを表示させてみるとこんな感じです。
個人的には「Miスマートバンド4」の方が色鮮やかでハッキリと見える印象に感じました。
Huawei Band 4 | Miスマートバンド4 | |
ディスプレイ | TFTカラースクリーンディスプレイ | AMOLED(有機EL)ディスプレイ |
解像度 | 80×160 | 120 x 240 |
サイズ | 0.96 | 0.95 |
ディスプレイに関する二機種の比較になります。
個人的な好みもあると思いますが、やはり「Miスマートバンド4」が採用している有機ELディスプレイの方が綺麗に見えるように感じます。
解像度も「Miスマートバンド4」の方が高い数値で作られています。
性能の違いは?
Huawei Band 4 | Miスマートバンド4 | |
センサー | 3軸加速度センサー / 赤外線センサー / 光学心拍センサー | 3軸加速度計 + 3軸ジャイロスコープ / PPG心拍センサー / 静電容量式近接センサー |
バッテリー | 91 mAh | 135mAh |
防水 | 5ATM(5気圧) | 5ATM(5気圧) |
通信規格 | Bluetooth 4.2 | Bluetooth 5.0 |
OS | Android 4.4 以降 iOS 9.0 以降 | Android 4.4 以降 iOS 9.0 以降 |
センサーなどの性能比較になります。
付いているセンサーに違いがあるものの、ニ機種を使用してみた感じでは、そこまで違いを感じませんでした。
大きな違いはバッテリーの持ちです。
「Huawei Band 4」のバッテリーは約9日間【公式HP参考】ですが、睡眠のモニタリング機能などを使用すると7日間ぐらいの持ちです。スマートバンドの中では、これでも充分バッテリーの持ちが良い方だと思います。
しかし「Miスマートバンド4」は、7日間経った現在でもバッテリー残量は68%ぐらいでした。公式HPに表記されているように、本当に20日近く持ちそうです。
これだけなら「Miスマートバンド4」良いな!となりそうですが…悩ませる問題が…
「Huawei Band 4」は、充電方法が専用のアダプターなどが必要なくUSB充電ポートに直接挿して充電できるのに対して「Miスマートバンド4」は、バンドから取り外して専用のアダプターで充電する必要があります。
このバンドから取り出すのが少々面倒。外れないようにしっかりとハマっているので、結構大変に感じました。
Huawei Band 4 | Miスマートバンド4 | |
ワークアウトの種類 | 屋外ランニング/屋内ランニング/屋外ウォーキング/屋内ウォーキング/屋外サイクリング/屋外サイクリング/エリプティカル/ローイング/自由訓練 | 屋外ランニング/トレッドミル/サイクリング/ウォーキング/フリー/プールスイミング |
測定できるワークアウトの種類になります。
「Huawei Band 4」の方が屋内・屋外と細かい設定ができますが、水泳に関する測定がないのが大きな違いです。
例えばどちらもワークアウトで屋外ランニングを選択した場合、バンド本体に表示されるデータ以下の通りです。
Huawei Band 4の場合
・時間/ペース/歩数/消費カロリー/心拍数/距離
Miスマートバンド4の場合
・ 時間/距離/ペース/心拍数/区間
基本的な測定データは変わりませんが、ワークアウトなど細かくデータを測定できるのは、「Huawei Band 4」です。
アプリはどちらが使いやすい?
二機種のアプリの比較になります。
試しに二つのスマートバンドを付けて睡眠しましたが、睡眠時間のズレもなかったです。
もう3年近く「Huawei Bandシリーズ」を使っているので公平には見れていませんが、アプリはこちらの方が優秀です。アプリのUIが見やすく情報量も多く、改善点などもアドバイスしてくれます。
それに比べると「Miスマートバンド4」のアプリは、全体的に見づらくあと一歩な印象を受けました。
おすすめはどっちの機種?
「Huawei Band 4」か「Miスマートバンド4」のどちらがおすすめか?と聞かれたら、私は「Miスマートバンド4」をおすすめします。
なぜ「Miスマートバンド4」がおすすめなのか?は以下の3点です。
・ディスプレイが「Miスマートバンド4」の方が綺麗に見える
・バッテリーの持ちが良い
・価格が安くコスパ良し
やはり、この価格帯でこの水準の機能があるスマートバンドはお買い得です!
じゃあ、「Huawei Band 4」は良くないのか?と聞かれれば、そんなことはありません。
ワークアウトなど細かくデータを測定したい場合や、アプリは「Huawei Band 4」の方が見易そうと感じた方はオススメできるスマートバンドです。個人的に、予算をもう少し出せるのであれば前モデルの「Huawei Band 3」の方がおすすめです。

「Huawei Band 3」がおすすめな理由は、こちらの記事に書いてあるので気になる方はぜひ!
自分に合ったスマートバンドを探してみて下さい。
それでは。